姫に乾杯*王子に完敗
美紀ちゃん達が入社してから今日でちょうど1週間
松崎君は相変わらずな態度
厳しい中萩先輩が松崎君の担当だったら
失敗ばっかりだから即クビだと思う
松崎君!!!
あたしに感謝してよね
美紀ちゃんとは彼女の入社以来どんどん仲良くなって
昼食は必ず美紀ちゃんとカフェテリアに行く
今日も楽しいランチタイムを過ごした
「麻琴せんぱーい!!」
美紀ちゃんだ
あたしが後ろを振り向くと息を切らした美紀ちゃんがいた
「どうしたの? そんなに焦って…美紀ちゃんらしくないじゃん」
「すみません… 松崎君て何者なんですか?」
美紀ちゃんのあまりに唐突な質問に
あたしは開いた口が塞がらなかった
「何者って…チャラ男?」
あたしが真面目に答えると
「そんなことじゃなくって…」
「美紀ちゃんが何者?って聞くから」
「そうでした… 松崎君あの年でブランドもの大量に持ってるんですよ?」
え???
「別に普通じゃない?… 普通じゃないね」
「ですよねー!!!!」
うん普通じゃない!!!
社長の息子とか?
あんな仕事ろくにしないで入社したてのやつなのにボーナスとかあるわけないし…
松崎君は相変わらずな態度
厳しい中萩先輩が松崎君の担当だったら
失敗ばっかりだから即クビだと思う
松崎君!!!
あたしに感謝してよね
美紀ちゃんとは彼女の入社以来どんどん仲良くなって
昼食は必ず美紀ちゃんとカフェテリアに行く
今日も楽しいランチタイムを過ごした
「麻琴せんぱーい!!」
美紀ちゃんだ
あたしが後ろを振り向くと息を切らした美紀ちゃんがいた
「どうしたの? そんなに焦って…美紀ちゃんらしくないじゃん」
「すみません… 松崎君て何者なんですか?」
美紀ちゃんのあまりに唐突な質問に
あたしは開いた口が塞がらなかった
「何者って…チャラ男?」
あたしが真面目に答えると
「そんなことじゃなくって…」
「美紀ちゃんが何者?って聞くから」
「そうでした… 松崎君あの年でブランドもの大量に持ってるんですよ?」
え???
「別に普通じゃない?… 普通じゃないね」
「ですよねー!!!!」
うん普通じゃない!!!
社長の息子とか?
あんな仕事ろくにしないで入社したてのやつなのにボーナスとかあるわけないし…