私と友達との三日間
☆*+...。拓海。...+*☆

ガタッ… なんの音だ?振り向くと李柚が倒れていた。

「おい!李柚!大丈夫か?」聞くと、返事はない。それで、息が荒い。

「熱い…熱がある…」こいつ、熱があるのに走ってたのか?ありえない…とりあえずベッドに寝かせよう。

「こいつ、体重のこと聞いてきたけど、ほんとに分かってねーのかな?どー見ても痩せすぎだろ!?」そう、さっきお姫様だっこしたけど全然重くなかったんだ…

「ちゃんと食ってんのかなー…それにしても、この顔、昔から変わんねーなー…」そうだ、俺と李柚は昔からの付き合い、いわゆる幼馴染で、俺はずっと李柚を見てきた。

「ずっと好きだったよ…お前が寝てないと言えないんだぜ?情けないだろ?」



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