私と友達との三日間
ああ!そのことか!

「うん…聞いたよ…ごめんね…気づかなくて…」わたしは、心から言った。

「いや…俺こそ、大久保が俺のことなんとも思ってないのに…俺が諦めてたら、吉田とも…こんなことにはならなかったのにな…」桐谷…

「ぅぅん…そんなことない!わたしは、たしかに結衣をかってだと思ったし、すぐにはゆるせないよ…だけど、山本や桐谷が素直に言いにきてくれて、わたしうれしかったよ!!」わたしは、いまの気持ちを言った。

「あとね…わたし、桐谷の背のこと、気にしたことないよ!でもね…わたし好きな人が…いるの…だからね…」ここまで言うと、わたしは一呼吸おいた。そして続きを言おうとしたら、

「だからね…わ「もういい。」」え??桐谷?

「もういいよ…大久保の言いたいことは分かってる…あのさ…嫌ならいいけど、諦めるから最後に“雄介”って呼んでくれないか?」桐谷…嫌なわけないよ…





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