私と友達との三日間
俺と隼人が話していると、落ち着いた吉村がきた。

「2人共…信じられないよね…」吉村は、ハハッと笑った。その笑顔は…どこか寂しそうだった。

「吉村…無理するなよ…李柚がいなくなったいま、俺らがいるからさ…」俺の…心からの言葉だった。

「俺も…頼っていいから…」隼人も言った。

「あ…ありがとう…」吉村は泣き出した。

「ズッ…グズッ…ズッ…」俺らはどうすることもできなかった…

……………

吉村も落ち着いてきてから…吉村は俺に言った。

「あのね…李柚が、イギリスに行く前に“ある物”を渡されたの…」そう言って、吉村は、俺にその“あるもの”をだした。








それは…俺宛の手紙だった。












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