TOMORROW SKY


「玲華さ…もう俺の事好きじゃねぇよな」

いつも通りの帰り道、竜也が立ち止まった。


振り返るあたしに竜也は

「でも別れねぇから」


「分かってる…」

それしか言えないから…。


きっとあたしは蒼が今でも好き。だけど、叶う事のない恋…

いっその事、嫌われたい…

蒼に嫌われたら諦められるかな?



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