TOMORROW SKY


「あのさ…」

「何…」

玲華は自分の席に座ったまま帰ろうとしない。


「帰んねぇの?」

「まぁ…人待ってる」

あぁ、土屋か…。
分かんねぇけど。


「ひとつ聞いて良い?」

玲華が俺に聞いた。


「何?」



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