いちばんの星 -side episode-
「すっ、すみません!私ったら…」
自分の勝手な勘違いにラナは顔を真っ赤にしながら必死で謝った。
そんなラナを必死で慰めながら、スティークも困ったように頭をかいていた。
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「そうだったの…」
次の日。ラナに真実を聞いたミュリエルは満面の笑みを浮かべてそう呟いた。
「ごめんなさい。国王様まで巻き込んで…」
「そんな事気にしないで。それより、よかったわね」
そう言って、ミュリエルは再びラナに微笑みかけた。
本当によかった…
でも、気付いてしまった…私の…気持ち。
もう、ごまかせない…
あなたが、すき…