Princess×Princess
「元気でたぞ~!!!」
あっという間に回復した姫花をみて
華恋と宮ちゃんはため息をついた。
「姫花って、ほんと単純。」
「あぁ、まぁあれがあいつのいいとこなのかも…な」
こんな会話をされてるのも知らず
姫花は張り切って帰りの支度をすませ
スキップで2人のとこにやってきた。
「華恋~
あたし体育館いくけど
いく?」
「いくいく~
ちょっと待って…
えっと…
数学と…英語と…」
華恋はぶつぶついいながら教科書をカバンにつめ始めた。
げ、華恋ったらテスト終わったのに
まだ勉強する気?
とカバンに
部活の道具しかはいってない姫花は顔を引き攣らせながら思う。