DOLL†HOUSE
「で、今に至ると。
そりゃ白吏も怒るわ」
翔平は今度はゼリーを食べながら言った。
「うん、白吏からはさっきからずっと冷たい返事しかこない」
「冠汰君それ自作自演って言うんだよ」
「バカだろおまえ。自業自得だよ」
叉奈の言葉に突っ込みを入れる翔平。
「相変わらずバカだね叉奈ちゃん」
「オイ叉奈、俺冠汰にだけはおまえをバカにされたくないんだけど」
「・・・努力します」
ギロッと横目で睨まれた叉奈をフォークをくわえて縮こまった。