DOLL†HOUSE
教室に戻った翔平は自分の席に行くとかばんを持った。
「アレ？翔帰るの？」
白吏と一緒に話していた冠汰が不思議そうにきいてきた。
白吏も何も言わないが不思議そうに見ている。
「ああ。テキトーになんか理由言っといてくれ」
それだけいうと翔平はまた教室からでていった。
校門まで来ると翔平は携帯を取り出してどこかへメールしだした。
少しして返事が返ってきて、みるとOK！理由つけて届けるよ！、とあった。
それを確認した翔平はパチン、と携帯を閉じるとまた歩き出した。
