もし明日が見えなくなっても切ないほどにキミを想う。
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ついた場所は、町で一番綺麗と言われてる河原。
障害物なんか一つもなくって、ゴミ一つ落ちていない。
毎日オジサン達が掃除してるもの。
あたしは、適当な場所にゴロンと寝転がった。
目の先には広大な青い空。
雲一つない、時々飛行機や、鳥達が飛んでいるのが見える。
耳に音楽、目に空。
最高だ。
「このまま、寝ちゃおっかなぁ」
ポカポカ陽気にふかふかベッド。眠くならないほうがおかしいよね、うん
よし、寝よう!とゆっくりと目を閉じようとしたその刹那、背中に衝撃が襲った。
「うわっ」
あたしは、驚いて飛び起きる。