もし明日が見えなくなっても切ないほどにキミを想う。
するとふふふっとタイミングを合わせて笑う二人。
「ついてからのお楽しみだね!」
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「お楽しみってここ?」
あたしは、目の前に広がる光景に、思わず言ってしまった。
「あれ?来たことあるの?」
「………あたし、かなり田舎者扱い?」
あたしの両側にいる千穂と皐月は、まっさかぁ!と大声で笑う。
ごまかしたって無駄なんだから。
「んーじゃあ、別に駅前でも良かったかもねー」
「駅前は行ったことないや」
「へ?ここは来たことあるのに?!」
驚く千穂にあたしは頷く。