LOVE☆PIECE

固まった遥香の顔を見て

こりゃいるな


と私は確信した。


「さ、サツキったら
どしたのー

急に(>∀<;)」



「いるのね……遥香」


「え!!?

っとお……」



遥香は俯いて机を見ている。

形の良い耳が赤い。


「……まさか館山?」


ごくりと我知らず喉が音をたてる。


は!!

私ったら恋愛事は……

とか言ってたクセに…


でも気になるもんは気になるのよね。うん。


「え、そう見えた?」


頬はピンクに染まっているけど

遥香は顔を上げてわずかに顔を傾ける。


< 114 / 120 >

この作品をシェア

pagetop