LOVE☆PIECE
「あの、私も一緒にお昼食べてよいかな?」
「!」
美少女は振り返って驚いた顔。
肩にかかるサラサラの長い髪。
子鹿みたいなつり上がった瞳を縁取る長い睫毛。
すべらかな白い頬。
少し肉感的なピンクの唇。
やっぱり美人!!
アップに耐えるな~~
(゜∇゜)
彼女は無表情に頷く。
あ、追いかけてきて変に思ってるのかな
(・o・;)ノ
き、気まずいかも
「あ、あの」
「え?」
その時、スピーカーから突然三味線の音が響いた。
『え~、新入生の皆様、進級した皆様。
クラスで和気あいあいとしてる方もクラス外派の方も、よき昼休みをお過ごしでしょうか?』