LOVE☆PIECE
約束
「ね、ちょっと外行かない?」
声をかけて二人で廊下に出る。
「サツキ……?
(°°;)」
恐る恐る声をかける。
「やっぱり……
部活、無理そう……かな?」
サツキは大きな瞳を少し伏せて、何か考えているみたい……。
さらさらストレートの髪が白いシャツにかかって。横顔につい見とれてしまう。
「ん?
……んー……
嫌別に。
なんか好きにできそうだし、
いんじゃない?
ただ……
ちょっとあの男がね~~……」
「あの男?」
三人の男の人を思い浮かべる。
「先生……じゃないよね?
祐一郎君?も、違いそうだし……
もしかして先輩?」
コクンと頷くサツキ……
「そか…(´Δ`;)」
「なんかねー……
ホントに私個人の勝手な感情なんだけど、
動作がわざとらしいというか……
あの飄々とした感じが気にくわないのよね……」
「うーん。
確かに私も最初クール王子かと思ってたんだけど
なんか適当な人っぽいね~~
でも私はそのギャップがキライじゃないというか……
面白い人っぽいけどね(^皿^)
祐一郎君はかわゆいしね(o^∀^o)」