LOVE☆PIECE

「先輩!!

ちょうど良いタイミングです(^^)」


「?お疲れ」


背の高い先輩は

私が駆け寄ると少し体を傾けて話を聞いてくれた。


今日は襟足の黒髪が

少しだけはねているのを目の端が捉えて

なんか先輩の可愛い一面を見た気がする


「うーん……

そうか……

ポスターな……」



首の後ろに手をかけて、

先輩の

黒縁メガネの奥

形の良い瞳が

少し思案気に細められる。(-"-;)


「場所はなくはない、が、

そりゃちと無理だな」
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