LOVE☆PIECE
初チャレンジ
キーンコーン
カーンコーン……
午前中授業終了のチャイムが鳴る。
私はお弁当の袋を持って教室のドアに向かう。
ん?サツキがいない。振り向いて呼ぶ。
「ヤバイよ!!
サツキ急がなきゃ!!
って……え?
サツキ?
何それ?買ってきたの?L(・o・)」」
髪を揺らせて駆け寄って来るサツキは
いつものお弁当用の可愛い手提げとは別に小さな紙袋を持っている。
入っているのは、
暖かいペットボトルのココア?
「ちょっとね。
させてほしいことあるから…ワイロ?」
「ユウ君に?
へぇぇ!
珍しい。
優しいねサツキ
(^O^)
ユウ君相当緊張してるみたいだったもんね(笑)」