LOVE☆PIECE
にぎやかな室内とはうらはらに、

ユウ君は

すっかりうつむいてしまっていた。


「す、すいません……
なんか、
僕、

皆さんに心配おかけしてしまって……」

「……(--;)

鈴村、あのな……」


館山先輩がどうしたもんかと悩み顔で口を開くのを、

思わず手で止めてしまっていた。



「ユウ君、違うよ。
私たちは、ユウ君を心配しに来たんじゃないよ。


ユウ君を、応援するために来たんだよ?」




恐る恐る、といった風にユウ君は顔を上げる。


サツキが言ってたけど
ほんと緊張で眠れなかったんだろうな……
(´Δ`)


ユウ君の顔色は悪くて、きれいな茶色の髪が所々大きくはねている。


思わずはねている箇所をそっとなでてしまう
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