LOVE☆PIECE
あぁ、とそれを聞いたユウ君が頷く。
「えと、
別に僕がすごく好きな訳じゃないんです。」
「?」
「ただ、
昨夜はちょうど、
この曲を歌うお笑い番組やってるし、
クラスでも、話してるのを良く聞くし。
みんなが会話とかで、
楽しんでくれるかなって、思って」
!!!(゜゜)
「すごいなぁ!!
ユウ君。
私、聞く立場で考えてなかったよ……
普通に好きな曲考えてた……(--;)」
私も遥香と同意見だった。
適当にやればいいや~~
くらいな
すごいな……
やるな鈴村。
曲が終わりに近づき、
ユウ君は今度は落ち着いて挨拶をして
マイクを切った。