僕の初恋(仮)
冬期講習2日目
翌日。
昨日と同じく午前中から部活だった俺は、いつもの三人で帰路を辿る。
「今日で部活も終わったかー。何かあっと言う間だったな」
「あー。先輩引退して、もう年越しだぜ。早えーよな」
「これで今日の塾が無けりゃ最高なんだけどなぁ」
「・・・」
ヒロの台詞に、俺は無言になった。
いつもならきっと、
俺もー、と同意をしている所だが。
何故か俺は、今日これから塾に行く事に対して余りイヤな気はしなかった。
何でだろう、と考えてみて、昨日の集中しまくった授業の事が思い出され、次に水野先生の顔が浮かんだ。
「あれ?お前、今日も塾だよな?」
「ああ。」
「え、何か塾嫌いじゃなかったっけ、お前」
「ああ・・・。あのさ、俺ラッキーかもしんねー」
ああ?と首を傾げるヒロと、視線を向けてくるカズマに、新しい先生の事を話した。
昨日と同じく午前中から部活だった俺は、いつもの三人で帰路を辿る。
「今日で部活も終わったかー。何かあっと言う間だったな」
「あー。先輩引退して、もう年越しだぜ。早えーよな」
「これで今日の塾が無けりゃ最高なんだけどなぁ」
「・・・」
ヒロの台詞に、俺は無言になった。
いつもならきっと、
俺もー、と同意をしている所だが。
何故か俺は、今日これから塾に行く事に対して余りイヤな気はしなかった。
何でだろう、と考えてみて、昨日の集中しまくった授業の事が思い出され、次に水野先生の顔が浮かんだ。
「あれ?お前、今日も塾だよな?」
「ああ。」
「え、何か塾嫌いじゃなかったっけ、お前」
「ああ・・・。あのさ、俺ラッキーかもしんねー」
ああ?と首を傾げるヒロと、視線を向けてくるカズマに、新しい先生の事を話した。