僕の初恋(仮)
新たな物語の先
荷物を詰め込む。
着替えと、ゲームと、勿論あの赤い本も。
「涼一?早くしなさーい、アンタだけよ準備出来てないのー」
一階から届く声に生返事をして、俺はバッグを肩に掛けた。
カーテンを閉め、部屋を出ようとして携帯を忘れた事に気付き枕元を探す。
そうだ充電器も。
「まだなの?昨日の内に準備しておかないから・・・」
「今行くってば」
窓の外には、もうすっかり車に乗り込んだ兄貴が見える。
良くできた兄貴なこって。
優秀な兄貴は何でも俺の先を行く。
着替えと、ゲームと、勿論あの赤い本も。
「涼一?早くしなさーい、アンタだけよ準備出来てないのー」
一階から届く声に生返事をして、俺はバッグを肩に掛けた。
カーテンを閉め、部屋を出ようとして携帯を忘れた事に気付き枕元を探す。
そうだ充電器も。
「まだなの?昨日の内に準備しておかないから・・・」
「今行くってば」
窓の外には、もうすっかり車に乗り込んだ兄貴が見える。
良くできた兄貴なこって。
優秀な兄貴は何でも俺の先を行く。