この愛わいつまでも…
出会い
大音量の携帯の音で目が覚める。
寝坊したみたいだ…
昨日は夜遅くまで雑誌の撮影があったんだっけ。
 
『あきとぉ〜ご飯できたよ』
俺は大学生の姉の咲と二人で一緒に暮らしている。
『今行くよ』
朝ご飯は毎朝、咲が作ってくれている。
『ゴメンねぇ〜時間無くて簡単な物しか作れなかったよ…』
『いやいや、咲姉の作る飯は何でも美味いから』
『ありがとね』
正直俺はシスコンだ。(笑)
咲姉は俺より四歳も上なのに俺より子供みたいだ。
そんな所が好きなんだけどな。
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