愛しのマイ☆ドクター
あんなに元気だったのに・・・





あんなに可愛かったのに・・・





美羽は逝ってしまった・・・





16歳になる数分前に僕をおいて旅立ってしまった・・・





もっと早く好きと言ってればよかった・・・





もっとたくさん愛してるって言ってればよかった・・・





美羽・・・





僕の大好きなアイドル咲原美羽・・・





僕の患者の山本美羽・・・





僕の恋人・・・





さようなら・・・








僕は身を切り刻むような冷たい風の中に




何もせず涙が流れるままに体をあずけた







ふと気がつくと




病院からもれてくるわずかな灯りに




キラキラと照らしだされた




粉雪がひらひらと舞っていた
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