愛しのマイ☆ドクター
『熱はすぐ引くだろうから
そのあと そのことゆっくり話そう』
苦しまぎれに僕はそう言って
解熱剤の注射をし点滴の指示をして
病室をあとにした
もう一刻の猶予も
ならなかった
医局へ戻る途中で
院長室に電話をした
『はい 高橋です』
『畠島です。今お時間よろしいですか?』
『ちょうどよかった。今夜咲原さんのことで
社長さんがここにお見えになります。
7時に院長室に来てもらえますか?』
僕は
『わかりました』
とだけ言って電話をきった
外の氷雨は
激しい雪に変わっていた
そのあと そのことゆっくり話そう』
苦しまぎれに僕はそう言って
解熱剤の注射をし点滴の指示をして
病室をあとにした
もう一刻の猶予も
ならなかった
医局へ戻る途中で
院長室に電話をした
『はい 高橋です』
『畠島です。今お時間よろしいですか?』
『ちょうどよかった。今夜咲原さんのことで
社長さんがここにお見えになります。
7時に院長室に来てもらえますか?』
僕は
『わかりました』
とだけ言って電話をきった
外の氷雨は
激しい雪に変わっていた