お嬢様だけの秘密のレッスン


戸崎さんはそれから、ずっとあたしの隣にいる。



戸崎さんがあたしの前に現れてから、あたしの胸はずっとドキドキしている。



こんなの初めてだ…。



「恋歌お嬢様。そろそろお風呂に入る時間です。」



戸崎さんはベットで寝転がっているあたしにソッと言った。



「は、はい!」



戸崎さんはどうやら人と話すときは、必ず相手の目を見るようで、あたしに話しかけてくれてくれる時はいつもあたしの目を見てくる。



そのたびに心臓が飛び出しそうになるんだ…。



戸崎さんはお風呂場までついてきてくれた。



きっと父に目を離すなと言われているんだろう。



ホント、お父様は心配性なんだから…。


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