私の彼氏はツンデレです。





俺は山下潤。



紛れもなく名字は山下。



生まれて初めて親父に感謝だ。



俺は気付いたら彼女を抱き締めていた。



「俺から言おうと思ってたのに」


「……なん…て?」



「お前が大好きって」



瀧美里の涙がこぼれるのに気付いた。



俺の心臓は、今まじでやばい。



でも気にしてはいられない。



ずっと手に入れたい人が
今、胸の中にいるから。



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