私の彼氏はツンデレです。

§5 美里の場合






何度思い出してもにやけてしまう。



何てったってあの山下くんと両想いだったなんて…



頬をつねってみたが、痛い。



夢じゃない!



私は山下くんの彼女になれた。



ただそれだけがくすぐったいくらい嬉しかった。



初めて知った大好きな人の温かさ。



私の居場所が出来た。



明日は一緒に帰るのだ。



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