MY POLICE
孤独
「ごちゃごちゃ、うっせえな~!」
「莉緒なんだその口のききかたは!!」
「だから、うるさいっつってんだろ!クソじじいが!」
今日も父親と喧嘩・・・・喧嘩のきっかけはささいな事だったがあたしがその話を大きくしてしまい。今の喧嘩という状況にまでなった、良くあるテレビドラマみたいな話だけどコレがうちの現状・・・
「お前父親に向かってそんな事を言うんじゃない!」
顔を真っ赤にして怒っている父親にあたしは、挑発するように冷静な口調で言い返してやった
「だからなんなんだよ、あたしはあんたの事なんか父親だ何て思った事ねえよ」
次の瞬間・・・・
パンっ!!!
「いてえな!なにすんだよ!!」
叩かれたところを抑えながら言った・・・
「自分の部屋で反省してろ!!!」
引っ叩いた意味すら教えてくれない・・・・
「分かったよ部屋になんか戻らなくても、この家から出てってやるよ!!」
「そうか、勝手にしろ!」
父親は私を止めようとはしなかった・・・きっとあたしはその位にしか思われてなかったんだ・・・・・
リビングを出るときに母親と目が合った、その視線が痛くて心が締め付けられたみたいだった・・・
お母さんは何も悪くないのに・・・・ごめんね。。。。
そして私は家を出た・・・