MY POLICE
「当たり前じゃん、親はウチのことなんて何とも思ってないわけだし」
「そっ・・・」
「・・・」
「よし!じゃあさ、スッキリする為に走りに行こ!」
「でも、あたし単車ないよ」
「いいじゃん、2ケツで行けば♪」
まあ確かに・・・・
しぶしぶ、あたしはミリアの後ろに座った
「じゃあ、行くよ~」
ミリアがエンジンをかけて走り始めた。
バイクで夜の街を走るって気持ちが良いってほんとに思う。
嫌な事全部忘れられる・・・
30分くらい走っていたら、ミリアが何か言ってきた
「ねえ、うちに泊まってるよりさあ・・・」
「ん?」
「裕也ん家に、泊めてもらえば?」