碧色の君へ
prologue
好きな人を自分のものにしたい。
それが自然の感情なのかもしれないけれど、
私の感情はそれよりも少し先にあった。
そして帰る道を見失った。
見失って初めて、
君のもとに帰りたい。
強くそう思った。
*。*゜
―――碧色の君へ…
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