Lovely Teacher !~先生好きです!【完】
夢の中で誰かが私のことを呼んでいる・・・・
すごくやさしい声で・・・・・
一体誰なの?
夢の中の相手は美琴の近くに来るのだけど顔がなかなか影になって見えない・・・・
そしてその相手は美琴に近づき両方の頬に手を添えそのまま自分の唇と重ねた・・・・
今まで美琴はKISSなんてした事がなかったけどそのキスはなんていうか甘いマシュマロのような口付けだなと思った。
ふいに入り口のドアがバタンと閉まる音がして夢の中をさまよっていた美琴は一気に現実の世界へ引き戻された。
「・・・なにさっきの夢・・・・すごくリアルだったな。今でも唇に感触が残ってる気がする・・・」
誰かさっきここへ来たのかな?
でも・・・そんなことないか。
なんとなく腑に落ちない美琴だったが気になりながらも家に帰ることにした。
あたりは薄暗くなっていて教室も誰もいなかった。
足早に教室に入り鞄をとると誰かが教室に入ってきた。