Lovely Teacher !~先生好きです!【完】
「うん、分かってる。学校では教師と生徒の関係を崩さないようにする」
「分かればよろしい!それでさ、真人のことはどうするの?そのままうやむやにする?」
「う~ん、先生と付き合うことになったことは真人にはまだ話してないんだ。真人からも連絡ないし、私からもしてないし。もしかしたら先生の方から真人に話しているかもしれないけど・・・・・」
「まあ、向こうからアクションがないならほおって置いても良いんじゃない?真人も美琴とどうしても付き合いたいって思ってたら何日も連絡なしって事はないでしょ」
確かに、彩の言うとおりであの時は付き合って欲しいと言われたけど、その後は何の音沙汰もない。
本当に私の事が好きならこんなに悠長なことはしていないよね。
「そうだよね。真人のことはちょっと先生に聞いてみる」
「それが良いかもね」
とりあえず、美琴は彩に全てを話せたことですっきりしていた。
先生と付き合うことは多少なりとも問題はあるかもしれないけど、彩という親友が居るおかげで気兼ねなく付き合うことが出来そうだった。
その後も、彩と恋愛話に花を咲かせていると、美琴の携帯が鳴った