Lovely Teacher !~先生好きです!【完】
「じゃ次オレだな。琢磨と同じ大学院で経営学を学んでいるこの中で一番暇な男、櫻井友也。趣味は料理で好きなタイプは上野彩宜しく」
今、さらっと何か言わなかった?
好きなタイプはウエノアヤ?それって彩のことだよね?
おもむろに彩を見ると彩も驚いた様子で友也さんを見ていた。
「今なんて言ったの?」
「好きなタイプはお前って言ったんだよ」
「うそっ・・・・・・」
「嘘じゃねーよ。さっき一緒に飯作ったときメチャクチャ楽しかっただろ?俺はこの娘ともっと一緒に居たいって思ったけどお前はもっとオレと一緒に居たいって思わなかった?」
「思ったよ、でも料理作り終ったら急にそっけなくなった気がしてその場限りの楽しさだけでそれ以上どうにかしようなんて思っちゃいけないのかって思ってたんだもん」
突然の二人の愛の告白を聞いている一同はどうする事もできなくただ二人の事を見守るだけだった。