Lovely Teacher !~先生好きです!【完】
「先生、ビールとか飲むかな?」
「飲んだら美琴を家まで送れなくなるけど良いの?」
「いいよ!私電車で帰るから。先生もお疲れ様のビール飲みたいでしょ?」
「まさか美琴を一人で家に帰すわけないでしょ。きちんと送っていくよ」
でも・・・・・
先生そうしたら飲めなくなっちゃうじゃん
わざわざ私を送るために大好きなお酒を飲めないのは申し訳ないよ・・・・・・
私が今日ここに泊まれれば良いんだけどな~
明日休みだし・・・・・
ちょっと待って・・・・
そうよ!今日この家に泊まれば良いのよ!そしたら先生も気兼ねなくお酒飲めるじゃない。
早速、家に電話してみよう。
突然、先生の家に泊まるって言ったらビックリするから今日は彩の家に泊まるって嘘言っちゃおうっと!
「先生、ちょっと待っててくれる?」
突然、携帯をもってリビングから出て行った美琴を遼は不思議そうに見つめた。