Lovely Teacher !~先生好きです!【完】
「えっ?三条ってこの学園一美人で有名なコでしょ??」
「そうそう、今日、いつも取り巻きしている子たちが騒いでいたよ。なんか教室で告って先生に抱きついて無理やりキスしたらしいよ。でも三条じゃ高杉先生も悪い気しないんじゃないの?」
「・・・・・それで先生はなんて返事したのかな?」
まさかあんな可愛い子が先生に告白しているなんて・・・・
美琴は先生がなんて返事をしたのか気になって仕方がなかった。
「よくわかんないけど、その先はどうなったか知らないんだ。どうなったんだろうね」
たしか昨日、先生に好きな人いるの?って聞いたら「そのうち分かるよ」って言ってた。
もしかしたらこのことだったのかな?あの時間に教室にいた理由が分かったわ・・・・
きっと私が来る前先生はあの教室で告白され・・・キス・・・したんだ。
先生、三条さんと付き合うのかな・・・・・・?
なんか私、今すごく三条さんに嫉妬している。先生にキスしたなんて聞と・・・・・・。
先生の唇に誰かが触れるなんて・・・・。
やだっ・・・わたしってこんなに嫉妬深かったの・・・・・・・・?
「ねえ彩、ちょっと体調が悪いから1限目保健室で休んできてもいいかな?」
「えっ?1限目は高杉先生の英語じゃん。楽しみにしてたんじゃないの?」
「ごめん、昨日寝てないしうまく言っておいて」
そういって美琴は教室から出て行った。