Lovely Teacher !~先生好きです!【完】
「それではHRの前に、今日からこのクラスの副担任をする高杉先生です。高杉先生一言お願いできますか?」
「高杉遼です英語を担当します。よろしくお願いします」
「高杉せんせ~彼女いるの~?」
「何歳~?」
「何で先生になったの~?」
あちらこちらから質問が飛んでいた。
高杉先生は暫く呆気に取られていたがクスっと苦笑したあと
きちんと質問に答えてくれていた。
「彼女は今いません」
「年は23歳です」
「昔から教師に憧れていたから、念願の教師になれてすごくうれしいです」
「これでいい?」
そういって極上のスマイルを贈った・・・
その悩殺スマイルで何人の生徒が気を失いそうになったことか・・・・・・・
そのなかに私「青葉美琴」も含まれていたのは言うまでもない。