Lovely Teacher !~先生好きです!【完】

「先生、このドレスは私のなんだから自分で払うよ・・・すみませんこのカードで支払います」


美琴が無理やり店長にカードを差し出すと店長も少し戸惑って高杉に聞いた



「えーと高杉様どうされますか?」



「青葉このドレスは俺にプレゼントさせて、パーティー誘ったの俺だし・・・・」



「でも・・・・・なんでもないのにプレゼントされる理由ないし・・・・」



「じゃあこうしよう真人のバースデーパーティーに行った時俺の彼女役やってくれる?」



「彼女?」



「そう真人が彼女紹介するってしつこいんだよ。俺が何度仕事が忙しいからって断っても何回も言って来てさ。だから青葉が彼女の振りしてくれたらもう言ってこないと思うんだよね。彼女の振りしてくれるお礼ってことでこのドレスプレゼントするよ。」


「う・・・・ん彼女役なんか出来るかな?それに先生、私なんかでいいの?」



「もちろん・・・・・」



「わかったそういう理由ならこのドレスプレゼントしてもらう」



今までのいきさつをにこやかな顔で聞いていた店長さんは美琴に向かって「
ではこちらお返ししますね」といって先程押し付けた美琴のカードを手渡してきた。


買い物が済むと先生はどこかドライブでもしようと提案してきた。



買い物→ドライブ→これってデートの定番じゃない?

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