Lovely Teacher !~先生好きです!【完】
Birthday Party
パーティー当日は先生が美琴の家まで迎えに来てくれた。
「まあまあ先生、今日は宜しくお願いしますね。こんなハンサムな先生がいたなんてビックリですわ」
「お母様、今日はもしかして帰りが遅くなるかもしれませんがよろしいでしょうか?」
「あら、そんなの全然いいわよ、美琴ももう子供じゃないんだから自分の行動には責任持てるでしょ。それに今日のパーティーはモデルの真人のバースデーパーティーらしいじゃないですか!美琴うまくやってその方に気に入られないかしら・・・なんてね。先生このことは美琴には内緒ですよ。あの子すぐにそんなこと言うと「ママは黙ってて」ってうるさいから」
高杉は美琴の親があまりにもざっくばらんな性格でビックリしたが娘を信用しているからこそ出る言葉だと思った。