Lovely Teacher !~先生好きです!【完】
手を引かれ連れてこられたのはメインダイニングでそこには美味しそうな食事が並んでいた。
それを見るや否や美琴の目はキラキラと輝きだした。
「ねえ先生、すごく美味しそう。早く食べよ!」
「青葉そんなにもあせらなくても料理は逃げないから大丈夫」
「そうだけど、色々ありすぎて目移りしちゃうな~」
美琴がお皿を持ってウロウロしている姿をみて高杉は思わず笑ってしまった。
それにしてもさっきの2人の様子を見る限りではあの短時間に2人はかなり親しくなっている。
あの真人が初めてあった女の子の手をとって歩くなんて未だかつてなかった。
そう思うと、真人は青葉に興味があるんだろう・・・・。
無理やり真人から青葉を引き剥がしたけど、真人のことだからこのまま黙っているわけないよな。
高杉がそう考えているところに後方から注目を浴びている今日の主役が近づいてきた。