Lovely Teacher !~先生好きです!【完】

「なんだ真人たちもうここに来たの?青葉なら今食べることに夢中だよ」


そういって美琴のほうを指をさすと真人はその方向に進んでいった。


美琴はお皿いっぱいに食べ物をのせて美味しい料理を堪能しているところへ後ろから声を掛けられビックリしてしまった。振り返るとそこには真人がにこやかに微笑んで立っていた。

「あれ?真人何か食べに来たの?それよりもさ~このホテルのシェフって天才だね~。こんな美味しいもの作れるなんて・・・」


「まあこのホテルのイタリアンは世界一だからな。そんなに気に入ったなら今度一緒に食べに来るか?」


「えっ?いいの?来たい!」


「おう!ただし、一人で来いよ!遼は誘うなよ」


「え~なんで?だって先生と一緒じゃなかったら真人と二人で食事なんてパパラッチが狙って大変な事になるよ」


「そんなこと気にしてたのか?その辺は何とかする。とにかく一人で来いよ!いちいち気にするな。来る時俺の携帯に電話してくれれば迎えに行くから」


「ウン、わかったそうするよ!」


真人は美琴と個人的に接点が出来ることがうれしかった。


なぜこの小娘に自分が執着するのかわからなかった。



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