私のSweets Boy
「すごい・・・すごいよ、陽介!」



俯いていた顔をあげ、尊敬の眼差しを



陽介に向けた。




「へへへっ、」




恥ずかしそうに、頭をポリポリと掻いた。




「俺、やっぱり、夢諦めたくないんだー」




「夢?」




「お前に、言ってなかったけど・・・



俺、おじさんのように、自分の店、持ちたいんだ」




陽介の顔が、輝いて見えた。

< 11 / 67 >

この作品をシェア

pagetop