私のSweets Boy
「ねぇ、陽介」



「ん?」



相変わらずベッドの上であぐらをかいて片ひじを膝について、あごをのせてる陽介に聞いた。




「そ、その大学、この町からは、少し距離、あるよね?」



「あ、あぁ、電車で通うから1時間くらいは、かかるかなぁ」




「じゃぁ、バイト、辞めるんだね?・・・・」




「・・・・たぶん、最初のうちは授業についていくのに必死になると思うから、ここには、時々しか入れなくなると、思う」



ちょっと淋しそうな表情になったのは、気のせい?

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