私のSweets Boy
昨日のことが気になりながらも、


大学での授業を受けていた。


ぼーっと、先生の話を聞いていると、



「おはよ、麻紀」



遅刻してきた小百合が隣に座った。



一番うしろの席なので、



黒板に講義の内容を書いてる先生は、気がつかなかった。



「どしたの?珍しいね遅刻」



小さな声で、小百合に尋ねた。



「ふふ、彼氏とちょっとね・・・」



少し頬を紅潮させ私の方を見た小百合。



「ふうん、なるほどね・・・でも、いいな・・・」



《マジ、羨ましい 私も、いつかは陽介と・・・》



「麻紀は、どうなの?陽介くんと?」



「う、うん・・・・あとで、話す」



聞きたくて仕方ないといった顔の小百合を諭し、



先生の講義に耳を傾けた。


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