私のSweets Boy
じっと、厨房から陽介を見ていると、



「やぁ、麻紀ー、来てたの?」



オーダーを取り終えた陽介が、



厨房のカウンターまで来て、



私を見て言った。



「う、うん、今日は学校早めに終わったから、手伝おうと思って」



ホントは、



この甘ったるい空間には、あまり居たくないんんだけどな。



陽介の顔をみれれば、我慢もできるかな・・・



ただ、専ら、皿洗いと軽食のサンドイッチ類の材料の下ごしらえの手伝いなんだけど・・・

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