私のSweets Boy
ガラッ――――――

病室のドアが勢いよく開いた。



「麻紀ーーーっ!」



お母さんから連絡を受けた小百合が駆けこんで



ベッドに上半身を起こしてぼーっと外を眺めていた私に飛びついてきた。



「小百合・・・・小百合・・・ゴメン・・ね・・・」



小百合の肩を抱きしめ、



ひたすら、謝った。



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