私のSweets Boy
「麻紀、もう、謝らないでよー」



ベッドの脇の椅子に座り、



小百合が言った。



「でも、大したことなくて安心したわ。 腕の骨折と足の打撲と捻挫だけなんだもの、麻紀、不死身よねっ」


ふふふ、と笑う小百合。



「それから・・・・勝手だけど、陽介にメールしといたから・・・あれから合ってないけど、心配してるだろうから・・・」



そっと、私の手に小百合の手が重なった。



「うん、さっき、お母さんも、陽介がお店に来たら、私のこと伝えるって言ってた。
バイトは、来てるみたいだから」



「ねぇ・・・麻紀・・・・」



真剣な表情になった小百合。




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