私のSweets Boy
今日、一日、



朝から、お店に立ち、足が棒のよう。



ガラスケースのケーキは、



見事になくなり、カフェの方も、片づけが終わったよう。



気がつくと、すでに22:00を過ぎていた。



従業員さんやバイトの子は、



帰り支度をして、順に帰っていく。



そんな中、



「麻紀、お疲れ」



私の背中をやさしく触った。



「うん、陽介もね」



「麻紀、着替えたら、麻紀の部屋行っていいか?」



「あ、うん、わかった。じゃ、先に行ってるね」



エプロンを外し、



自宅へ通じる通路へと向かった。



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