コイスルコト




朝、まず学校に来てすること。
それは、アイツが来てるかの確認。





鞄があるだけでホッとする。今日は何話そう、とかいろいろ考えて。




鞄がなくて、姿も見えなくて、どうしようって不安になって1人で変に焦っちゃって。



なんでアイツいないのっ、ってその辺の男子に問いただしたりして。







こんなのあたしらしくない、って思いながらもアイツの存在だけでらしくないことまでやっちゃうなんて、やっぱり“恋”ってすごいね。
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