空と陸


「ごめんねυ

びっくりさせて。」


この人、空とすごく対照的で大人な感じがする。保護者みたい…


「大丈夫だよ。私より周りがびっくりしてる。」


「ったく空は…。」


頭をかきながら呆れ顔でため息をついた。


名前が出てこない…υ


「ガキ扱いすんじゃねーよ!!ヤマ!!」


ヤマ…思い出した。山下君だ。


「はいはい。じゃぁ席につこうね〜」


「や〜ま〜(怒)」


いつも通りの月曜日かと思ったけどそうじゃないみたい。

すごく楽しい月曜日が始まった。


これからどんなことが私に待ち構えているか全く知らずに呑気にまた空を眺めていた。



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