空と陸

  ♪



「りっちょんノート見せて〜」


ビクッ;;

「あ〜操ずりぃよ〜りっちょん、うちにも〜」


2人もこの前遊んだときにいた、大黒さんと内藤さん。
2人とも怖そうなギャルだと思ってたけど案外そうでもなかったり。

でも声をかけられるとビクッとしてしまう自分がいる;;


「お!!やっぱり思った通りだ〜綺麗で見やすい!!」


チラッと大黒さんのノートを見るとミミズみたいな線がたくさん…

おそらくシャーペン握ったままうとうとしてたんだろう。


「あ!!今りっちょん絶対うちんことバカだなぁと思ったでしょ!!」


「や…そんなことは;;」


「りっちょん〜そこは"バレた!?"でしょうが!!(笑)」


テンションの高い人たちだυ


「ヤマ〜ノート借りれたよ!!」


「おぅ!!りっちゃんサンクス♪」


私は住む世界違うなって感じた。



「高橋!!」

空が息を切らして走ってきた。


「…どうしたの??」


「ピクニック、止めるの??」


「うん。」


「いいのかよ?!」


どうしたんだろう…むきになっちゃってて。

空がおかしい??





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